3年でサブ3を達成する物語『33QUEST』

メタボ中年が無謀にも市民ランナーの大いなる頂きであるサブスリー(フルマラソン3時間切り)を目指すブログ。『サンサンクエスト』

大人の階段のぼる

今日(10/20)は職場の先輩であるSさんと「タイムトライアルをやろうぜ」という事でシーサイドラインの八景島駅で8時に待ち合わせ。

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しかしこの日、海の公園は昨日(10/19)行われるはずだった第45回金沢まつりが荒天の為本日に変更された模様。すでに準備の為か車や人でごった返している。

Sさんと合流してとりあえず海の公園管理センターのコインロッカーに荷物を詰め込み準備運動。先輩はたまに私のブログをチェックしてくれているようで最近走力上がってるみたいだねと目をギラギラさせながら話してくれた。その後アップジョグしながらちゃんと走れるのか公園内を偵察。中央の方はテント、車、人でまともに走れなさそうなので端っこのほうで5000mと1000mだけやろうという事になる。

「さんちゃんは5㎞どのくらいで走るつもり?」

「僕は25分切るくらいですかね。4:55/㎞くらいで刻めればと思ってます」

初めてのタイムトライアルという事もありクリアしたばかりのVDOT39を参考に目標タイムを報告。

「俺、最近全然走れてないから俺もそのくらいで行こうかな」

「それじゃSさん今日はペーサーやってください!」

「いいよ~ぅ~~」

さわやかな笑顔で了承してくれるSさん。

これで今日はSさんについていけば目標タイムは達成できそうだなとワクワクしてきました。ただし下半身の筋肉痛と昨夜のランニングのまだ抜けきらぬ疲労感、そして朝ご飯を食べるのが遅くなりまだ消化不良な腹部膨満感。スタート直前そんな事がちょっと気にかかりました。とは言え初めてのTTということもありどんなタイムでもPB(パーソナルベスト)更新となるので気楽なものではありました。

スタート直前。初めてのTTに緊張してきたのか心拍が少し上昇してくる。

「それじゃ行くよー」

Sさんの掛け声に

「はい!」

と答え5000mTTスタート。と、同時に設楽悠太選手のようにグングン加速していくS先輩。

「え?」

明らかにさっき話していたペースより速すぎる。息も直ぐに苦しくなってくる。時計をチラ見すると3:30/㎞、あ、ありえない。なんなんだこの人は。追随することに躊躇していると先輩は「あれ?ついてこないの?」とでも言いたげに何度も後ろをチラチラ見てくる。これはついて行くべきか行かぬべきか、束の間、逡巡するもすぐについていけなくなる。

スタート直後ごっそり削られてものすごい勢いで減速していく。もう先輩の後ろ姿は見えない。それでも最初の目標ペースには持っていこうと死に物狂いでペースを維持しようとするも胃の中の内容物が食道までせりあがってくる。

今日のイベントで出番があるのか若いチアリーダー達がバトンを振って練習している姿が目に入ってくる。8の字を描くように取っているコースのちょうど真ん中くらいにチアリーダー達がいるので何度も遭遇する。他にも散歩する人達、海を眺めるカップル、釣りをする人、ベンチに腰掛け本をめくる人、穏やかな風景が目に入っては流れていく。

しかし私の心臓は穏やかではいられない。むしろ破裂しそうだ。なんとか5㎞は完走しようと限界を超え砕け散りそうな心と体を精神力で繋ぎとめようと何度か試みるも最初に受けたダメージが大きすぎる。早々に終わりがやってくるのはもはや仕方のないことであった。

このままではこれから出番を楽しみに微笑ましく練習しているチアリーダー達の前でマーライオンしてぶっ倒れて悶絶するはめになる。楽しいイベントを悲鳴の惨劇に変えて彼女たちのトラウマにするわけにはいかない。それだけは何としてでも回避しなくてはならない。

(どんなタイムでもPB更新の気楽なもの…)

泡のように儚く消えていく甘い考えとともに限界を迎える。

もうこれが今の自分に出来る最後の仕事だ。

私は時計と脚を止めた。

同時に目から汗がこぼれた。

後ろから先輩の足音が近づいてくる。先輩は申し訳なさそうな顔で右手を手刀のような形に立ててたぶん「ごめん」といってるような感じで私を追い越して行った。

その後は1㎞くらい軽くジョグしながらスタート地点に戻った。

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2019/10/21(日)

計器の誤作動もあるかもしれないがDNF直前心拍が202まで上昇。(ありえないとは思うが)

こうして私の初めての5000mタイムトライアルは幕を閉じた。記録無しだ。

その後ちょっと休んで1㎞TTをするもこちらもDNFだ。

先日手に入れた『じしんのかけらは』見事に粉砕した。

決して先輩を恨んではいない。むしろ感謝しているくらいだ。

自分の力のなさを如実に表してくれたのだから。

これからまた地道に練習を積んでいくしかない。

しかし目からこぼれた汗の苦みはこの先二度と忘れる事はないであろう。

人はこうして大人の階段をのぼるのだ

チアリーダーの君達はまだシンデレラさ

***

私は先輩に言った。

「Sさん今度はLSDやりましょう」

「いいね!俺LSDすごく好きなんだよ。やるなら最低2時間だね。」

「わかりました。とりあえず2時間やって、もし行けるようなら3時間くらいやりましょうか」

「いいよ~ぅ~~」

さわやかな笑顔で了承してくれるSさん。さわやかな笑顔が悪魔の微笑みに見えたのは言うまでもない。

そうして今度の日曜はSさんと共にLSDをすることで話はまとまった。

そして不安と期待で胸を膨らませながらシーサイドスパへひとっ風呂浴びに向かったのであった。

今日のランニング

2019/10/20(日) 8:22~9:49(休みながら)

曇り 18℃

  1. アップジョグ2㎞
  2. 5000mTT 3000mでDNF
  3. ジョグ1㎞
  4. 1000mTT 600mでDNF
  5. ジョグ1.9㎞
心拍数
  • 平均139bpm
  • 最大202bpm (計器の不具合と思われる)

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今月の走行距離

  • 112.6km

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